

この日最後のゲストとして登場したのは、一青 窈。「今日最後のゲスト!」というAIの呼び込みとともに現れた。そんな彼女がまず披露したのは、なんと誰もが一度は見たことのある名画であると同時に、その劇中歌の中でも最も有名で子どもから大人まで親しまれている『サウンド・オブ・ミュージック』の「my favorite things」! ジュリー・アンドリュースが歌う「ドレミの歌」の名シーンの後に歌い出した一青 窈は、彼女らしいスタイルでの「my favorite things」を披露した。なんとアレンジはジャズ!それも6/8のアップなビートで繰り広げられる「my favorite things」は、まったく新しい解釈の歌に。童謡として親しまれているこの曲が、このように生まれ変わるとは、名曲ならではの褪せない輝きがあるから、と実感させてくれるパフォーマンスだった。

「自分のコンサートではスタンディングってあまりないんでうれしいです(笑)」とコメントする一青 窈は、続けて新曲の「つないで手」を披露。「歌を歌うと元気になる。ジュリー・アンドリュースのようになることを憧れていた」という告白の後に歌われたこのバラードは、あまりにも感傷的で胸を打つ。ホワイト×ブラックのストラップワンピースに身を包み、シックな雰囲気で歌い上げる一青 窈に、オーディエンスはただただその雰囲気にのまれてしまうばかりだった。

