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番組審議会議事録

放送番組編集の基準

開催年月日 令和6年9月30日
開催場所 東京都港区六本木3丁目16番33号
株式会社ソニー・ミュージックソリューションズ

(審議委員とのメールによる意見交換型式にて開催)
出席者 委員の総数 7名
出席委員数 7名
出席委員の氏名 池田委員、木村委員、高野委員、田中委員、福島委員、宮島委員、森委員
放送事業者側出席者氏名 中野執行役員、亀田部長、岡田次長
議題
  • 審議対象番組に対する感想及び意見
議事の概要

審議いただく番組内容について

  • 1. 人気アーティストの特番企画~ライブ番組放送
     M-ON! LIVE Reol 「Reol Oneman Live 2023/24 "UNBOX" black」
     独占生中継! M-ON! LIVE 岸谷香 「KAORI KISHITANI 40th Anniversary LIVE TOUR 2024 “57th SHOUT!”」
  •  M-ON! LIVE 「EVIL LINE RECORDS 10th Anniversary FES.“EVIL A LIVE” 2024」
  • 2. 話題のアーティストに迫った特別番組の放送
     1-Re ~岩田剛典 初アリーナツアー~
     M-ON! SPECIAL 「Juice=Juice」 ~We are Juice=Juice! UEMULOVE~
     The Interviews ~長渕剛“BLOOD”を語る~
     M-ON! SPECIAL 「THE SUPER FRUIT」 ~はじめての韓国~
  • 3. MUSIC ON! TVだから放送できる、K-POPアーティスト特番・ライブ
     独占生中継! M-ON! LIVE EVNNE 「2024 EVNNE FAN-CONCERT [SQUAD:R] ASIA TOUR IN JAPAN」
  •  M-ON! SPECIAL 「n.SSign」
審議内容

意見交換・質疑応答

◆人気アーティストの特番企画~ライブ番組放送

池田委員:

  • ライブやコンサートは歌やダンス、サウンドを通じて“表現し発信する者”と“それを受け取る者”をつなぐとともに“非日常空間”を作り出すことによって、より強い特別な関係性を結べるというコミュニケーションの場と時間であり、そんな中でも“MC”の役割も非常に大きいと思う。岸谷香さんのライブでは、その飾らない人柄や言葉によってより魅力が感じられ、ファンとの関係性も窺えた。MCもしっかり収録して伝えていって欲しいと改めて感じた。

木村委員:

  • 伝説のガールズバンドのプリンセス プリンセスのボーカリスト、岸谷香さんの当時と変わらぬボーカルパワーは圧巻で、当時とはまた一味違うガールズバンド編成という形も良かった。

高野委員:

  • これまでと同様にバラエティに富んだラインナップだと思う。ジャンルも多様で見ていてエンタメ感が満載。特に岸谷香さんは感慨深く、若い人たちにも知って欲しいなと思った。

田中委員:

  • MUSIC ON! TVのライブ番組は相変わらず音楽番組としてのクオリティが非常に高く、視聴者が自宅でライブ体験を味わえる貴重な機会を提供できていると思う。ライブの演出や臨場感などが丁寧に描かれていて満足度の高い仕上がりだと感じた。

福島委員:

  • MUSIC ON! TVでしか観られないエクスクルーシブなライブ映像は、アーティストとオーディエンスとの距離感を近くしてくれる好企画。ターゲット層の異なる3番組とも、映像、演出、サウンドなどクオリティの高いライブを臨場感いっぱいに制作されていた。

宮島委員:

  • さすがアーティストの幅が広くクオリティの高いライブ映像でとにかく安心感がある。現地に来られない方にもこれならば観てもらいたいと思うくらいいつも安定感がある。今後もたくさんのアーティストの信頼を勝ち取って唯一無二のライブや生中継を続けて欲しい。

森委員:

  • まずは取り上げるアーティストや企画のレンジの広さに驚かされた。Reolさんのライブはパッケージでも商品化された内容かと思うが、それの独占放送権を持っていたことが凄い。また岸谷香さんの40周年ライブは一次情報になる独占生中継であることの凄さを感じた。EVIL LINE RECORDSの10周年ライブは特撮やドレスコーズなど多彩なアーティストが所属しているレーベルなのでまさにフェス=お祭りとして存分に楽しめるものになっていた。

◆話題のアーティストに迫った特別番組の放送

池田委員:

  • どのアーティストも非常に見応えがあった。地上波の限られた短い時間の番組では絶対に捉えられない貴重な瞬間に溢れていた。長渕剛さんと品川庄司さんの番組は、演出を超えたピュアな時間で大変感銘を受けた。このような切り口の番組をもっともっと見てみたい。

木村委員:

  • 岩田剛典さんの初のアリーナツアー密着番組は、来てくれるファンのことを思いながら、細かい部分にも妥協せず、スタッフの方と本音、本気で向き合いながらライブを完成させていく姿とその思いに心が打たれた。

高野委員:

  • 岩田剛典さんの番組では、“人間・岩田剛典”の言葉や姿のリアルを知れる事で、ファンでなくとも非常に脂が乗りきっていると感じられ、ドキュメンタリーとしてとても面白く、興味深く見ることができた。

田中委員:

  • どの番組もファンにとって非常に満足度の高い内容の番組だと感じた。特に長渕剛さんの番組は地上波ではなかなか見られない、アーティスト個人の哲学やメッセージがダイレクトに伝わる、音楽ファン全員が楽しめるようないい番組だったと思う。

福島委員:

  • ここでしか観ることの出来ないレア感が伝わるドキュメンタリー映像。アーティストの魅力を掘り下げて伝える番組作りへの熱量の高さが伝わってきた。“視聴者が番組を録画して保存したくなる”テレビ番組の特性を活かしたコンテンツ制作に引き続き期待をしたい。

宮島委員:

  • どの番組も内容が濃く、見応えがあった。特に岩田剛典さんのソロツアー密着は、クリエイティブな緊張感が伝わる素晴らしい内容だったと思う。包み隠さずステージへのこだわりを追求する姿はファンならずとも音楽好きには大変興味深いものだった。一方でJuice=Juiceの卒業特番に関しては、少し内輪感が強いのかなと感じるところもあった。ただ、ファンの方には垂涎のやりとりなども随所に盛り込まれていたので、バランスの難しさも感じるところではあった。長渕剛さんの特番はセットがとても素敵で、ああいったこだわりは観ていて非常に気持ちの良いものであり、愛を感じた。

森委員:

  • ひと口に“特別番組”といっても、視点の向け方が全方位的だし、番組の作り方に関しても形式・枠組み・方法論を多様に装備している。初めてそのアーティストに出会う視聴者にも、コアなファンにも親切な作り。やはり積み重ねの力は大きいなと改めて感じた。

◆MUSIC ON! TVだから放送できる、K-POPアーティスト特番・ライブ

池田委員:

  • 非常には早いタームで移り変わっていくK-POPシーンを確実に押さえているセンスの良さこそがMUSIC ON! TVの強みだと思う。K-POPにおいてはプロデューサーやデザイナー等の裏方のプロフェッショナルたちの視点が非常に優れているので、そういった切り口の番組も見てみたい。

高野委員:

  • 次から次へと新しいアーティストが世に放たれ、K-POPの層の厚さを感じる。ファンダムの強さ、コンテンツ力の強度を垣間見える内容だった。

田中委員:

  • K-POP関連番組もMUSIC ON! TVの独自性が光る代表的なコンテンツの一つだと思う。ファンが楽しめているのは言わずもがなだが、ライトユーザーへ新しいアーティストを紹介するようなきっかけとしても寄与していると思う。

福島委員:

  • MUSIC ON! TVの強みであるK-POPライブ映像。独占生中継コンテンツはシーンの最前線と出会える、トレンドを知れるプレミアムな番組。引き続き強みとしてさらに制作本数を増やして欲しい。

宮島委員:

  • とにかく情報量を多く細かく「MUSIC ON! TVを観ていないと遅れてしまう“」「MUSIC ON! TVさえチェックしていれば今のK-POP事情全部網羅できる!」くらいこれでもか!というほど強化していってほしいと思う。人気のミュージックビデオだけではなく、最新のK-POPニュースなど短い情報を中心に伝える番組があっても面白いと思う。

森委員:

  • 新しいグループと組んで良質なコンテンツを作り上げているのが素晴らしい。今のK-POPシーンは乱世に突入しているように感じているが、その中でもやはりMUSIC ON! TVは先端的な場所からレポートされているように思う。

◆その他、MUSIC ON! TVの放送全般に関するご意見など

池田委員:

  • 音楽の聴かれ方が大きく変化し、ヒットの主導権が音楽業界からユーザー・リスナーの方へ移っている。そんな時代でも“文化としての音楽”を守る使命が我々には課せられていると思う。引き続き、発信する側としての自信とプライドを持って番組制作に臨んで欲しい。

木村委員:

  • 今後もMUSIC ON! TVならではのプログラムを楽しみにしている。

高野委員:

  • これからも多様な音楽の魅力を多くの人に届けて欲しい。

田中委員:

  • オンデマンドの配信サービスが台頭する中で、CS放送の厳しい立場はこれからも続いていくと思うが、特定のジャンルに特化してニッチなコンテンツを視聴者に届けるという点では重要な役割を果たしていると思う。今後も音楽業界とファンをつなぐ架け橋として、幅広いジャンルや世代に訴求できる番組作りを期待している。

福島委員:

  • 視聴者が求める期待に答える番組編成。そのためには、時代と共にアップデートした番組作り、エムオン!らしい生ライブ企画、アーティストの魅力を掘り下げるドキュメンタリー企画など、コンテンツの強化を引き続き楽しみにしたい。

宮島委員:

  • どの番組にもMUSIC ON! TVならではのこだわりがより一層濃く、深くなっているのを感じる。それぞれの強みが熱意とともに伝わるので、今後も新しい視点も持ちつつ、ブレずにしっかりと芯の通った番組を観られるのではと期待している。

森委員:

  • 番組の質的充実はますます向上しているように思う。また、MUSIC ON! TV独特の立ち位置だからこそできる環境の自由について考えさせられたし、これからも色々と期待している。

以上